2013年9月15日日曜日

B IIとK IV(仮)

 金曜の夜に難波のB IIが「Partyが始まるよ」公演をやったらしい、ということを聞いて、初めて難波のDMMを購入してみた。現状、全グループの中で最も知名度・人気が低いと言われているB IIだが、あるYが大好きだった私の中では、実は結構「おなじみのメンバー」ばかりだったりする。
 さきぴの声は相変わらず独特だなぁ、とか、まこぽんのおでこはまぶしいなぁ、とか、ちゅばはやっぱりピエロ三世だよなぁ、とか、むろかながアジの開きにしか見えない、とか、そんなありふれた感想を抱きつつ、散々見慣れたParty公演を彼女達が歌っているのを見て、なんだか不思議な高揚感に包まれてきた。こうやって、色々見比べて楽しむことが出来るのが、48Gの醍醐味だよね。
 さすがに、今回一回限りの急増フォーメーションなので、色々と粗があったのも事実ではあるが、後半のアーモンドクロワッサンやカモネギックスを見てると、48G最弱と言われる彼女達であっても、やっぱりダンスでは博多研よりも遥かに上だなぁ、と実感させられる(歌については、かなり個人差があるけど)。
 もともと、難波三期生だけの構成ということには、結成当初から不安視されることが多かった訳だけど、最近はシャッフルや移籍・兼任の影響で本来の一体性が損なわれているチームが多いのに対して(それはそれで面白いんだけど)、こういう「身内臭の強いチーム」って、実は私は結構好きだったりする。多分、応援しているファンの人達と一緒になって頑張っていこう、という意識が共有出来てるのが、こちらにも伝わってくるのだろう。

 そして、くしくもこの日は博多研も全員二期生の編成で同じParty公演をやっていた訳だが、今後、K IVが結成された時、彼女達はB IIと同じような「チームとしての一体性」を築けるのだろうか。無論、(みなぞう達がHに昇格する可能性もあるが)おそらくは一期生・二期生の混合チームになるだろうし、今後もドラフトや移籍などで外からメンバーが入ってくる可能性もあるとは思うから、色々と事情は変わってくると思うけど、それでも、B IIのような「一体感のあるチーム」になってほしいと私は思っている。
 ただ、その点でちょっと心配になるのが、芽瑠・美桜の存在である。B IIのメンバー達からは、「最弱」のレッテルを貼られ続けた「日陰者集団」であるが故に、その状況を跳ね返そうとする強い連帯感が感じられたが(今回の小芝居でも題材となった「思い出せる君達へ」の時の対応などはその典型例である)、博多研はろくにテレビに映ることもないメンバーが大半を占める一方で、2ndシングルのダブルセンターを擁するという、なんともアンバランスな構成となっている。
 おそらく、K IVは現在のB IIをも下回る「最弱チーム」としてスタートすることになるだろう(これは48Gの構造上、やむを得ない)。しかし、現時点で既にメディア露出や握手会人気では一期生を凌駕する立場にいる芽瑠・美桜と、その他のメンバー達の間で、B II(あるいは、かつてのE)のような「ハングリー精神」の共有が可能なのだろうか。
 確かに、B IIやEの中でも、柊や花音という「絶対的エース」とその他のメンバーでは待遇に大きな差があったが、彼女達は選抜メンバーではあっても、グループ全体のセンターを任されていた訳ではない。故に、彼女達は彼女達で、自分よりも更に推されている先輩達の背中を見ながら、いつかは自分もそのポジションに、というモチベーションは抱いていただろうし、その意味では「チーム一丸となって先輩チームを越える」という目標は共有出来ていたと思う。果たして、これと同じことが、既にグループ全体の頂点に立って(立たされて?)しまっている芽瑠・美桜を抱えるであろうK IVに可能なのだろうか?
 そう考えると、その両者の気持ちを同時に理解出来る存在としての、舞ちゃんの役割に期待すべきなのかもしれない。私は、彼女自身のためにはHに入るべきだと思っているが、K IVを円滑に回すためには、芽瑠・美桜とその他のメンバーの両方の気持ちを理解出来るであろう彼女の存在が鍵となりうる(正直、2ndから選抜に加わった4人は、基本的に空気を読まない面々ばかりなので、その役割は期待出来ない)。いずれにせよ、K IVの人事は、色々な角度から慎重に進めていってほしいと思う。

 で、実は一昨日のB II公演の後、もう一つ気になる出来事があった訳だが、それについてはまた明日の記事にて。

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