2014年4月14日月曜日

ちぃずの仲間達18:伊藤来笑〜笑顔を呼び込む伊予の花〜

 彼女を語る上で、まず注目すべきは「名前」である。キラキラネームと揶揄する人もいるだろうが、「笑いが来る」と書いて「ライラ」と読むセンスは秀逸だと思うし、何より、一度聞いたら忘れないインパクトがある。母親が好きな「ライラックの花」が由来らしいが、まさに彼女は「笑顔を呼び込む花」のような存在だと私は思う。
 そして、48G全体で唯一の「愛媛出身」というのも大きなアピールポイントである。まぁ、厳密に言えば大阪生まれらしいが、あまり細かいことは気にせず、今はどんどんその点もアピールすべきだろう。いずれ、たなみんのように観光大使的な役割が回ってくるかもしれないし、HKTが中国・四国方面に進出していく際には、長州人の村重と共に鍵となりうる存在だと思う(難波のうどん姫との四国抗争、なんて構図を妄想してみるのも面白い)。
 一方、彼女の最大の弱点は、色々な意味で「なおぽんと被ること」だろう。歌は上手い方だと思うのだが、なおぽんには勝てないし、変態度合いでも、なおぽんほど吹っ切れてない(メロンジュースの特典映像は、個人的には好きだったけど)。ルックスに関しては、HKT全体でも平均以上だと思うのだが(個人的には、珠理奈とゆいはんを足して二で割ったような顔だと思う)、「普通に可愛い顔」というのが、逆に印象を薄くさせてしまっているのかもしれない。
 そして、彼女にまつわる最大の不幸と言えば、やはりデビュー直後の足の怪我である。Party公演では初日メンバーだったにも拘らず、一ヶ月休養している間にレギュラーポジションから転落し、人気面でも遅れを取ることになってしまったのが、非常に勿体無い。その後も、色々とポジションを転々としつつ、ドームツアーでメロン選抜が抜けて17人で回していた時期では、ちょうどまなみんとポジションが被ってしまったため、地元の根強いファンにアピールする絶好の機会だったにも拘らず、似たような立場の上記の面々に比べて割を食ってしまったのも不運だったと思う(まぁ、その点では、まなみんの方がより割を食ってた気もするけど)。
 だが、そんな不運・不遇が続いていた彼女であるが、最近は二回連続でヤンジャンのグラビアに当選するなど、少しずつ運気が上向いているようにも思える。一つ下にゆうたんがいることもあり、あまり話題になることが少ないが、彼女もまだ15歳とは思えぬ見事なプロポーションの持ち主であるし、いつの間にやら随分と背も伸びたので(ジャンヌや君ペガの長身メンバー達と並んでも遜色ないというか、りこぴよりも高そうに見える)、いずれはビジュアル方面でも引っ張っていける逸材になりそうな気がする。
 HKT全体の中では彼女の世代(98年度生まれ)は人数的には少ないものの、村重、しなもん、わかちゃん、美桜、葉月、エミリーと、なかなか面白い人材が揃っているので、いずれこの辺りのメンバーで集まって何かやるのも、面白いかもしれない。ただ、マイペースっぽいのメンバーが多いから、まとめるのは大変そうだな。

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