2014年7月30日水曜日

ネット上での意見に対する中途半端な私論×3

 他の人達のブログや掲示板の書き込みを見ながら、前々から思っていたことを、つらつらと書いてみようと思う。ただ、今回の内容は、どれもあまり中身がないというか、イマイチ歯切れの悪い内容となっていることを、あらかじめ御断りしておきます。

1、H vs K IV
 どうもネット上では、「チームH公演よりも、チームK IV公演の方が、チームとしてまとまっているし、いい公演になってる」という声が多いらしい。私としては、前に「青ガ公演の方がシアター公演よりも名曲多いじゃん」という趣旨の記事は書いたのだが、HとK IVのチームとしての比較、という観点は、今まで考えたことが無かった。
 で、現H好きとして、当然それに反論したかったのだが、いかんせん、私はK IV公演を殆ど見ていないので、比較の仕様がない。ならば今から見ればいいじゃないか、と思うかもしれないが、「K IVよりもHが優れている点を探そう」という動機でK IV公演を見ると、無意識のうちに「K IVの粗捜し」をすることに繋がってしまいそうだし、そんな動機でK IV公演を見るのは、メンバーにもファンにも失礼だと思う。
 というか、そもそも、私、今のチームHに対して、基本的に不満はないのよね。青ガは好きな曲が多いし、MCも別につまらないとは思わない。一体性が無いとか言う人もいるけど、研究生公演の頃だって、選抜組と非選抜組の間には明確に「壁」があったし、さしらぶ加入後の旧Hも、いくら取り繕ったところで最後まで「異物」感は拭えなかったし、それは48Gの公演として「ごく普通の構造」だと思う。今のK IVが、そういった壁を一切感じさせないような「異常なまでに仲の良い構造」だというなら、それはそれでスゴいコトだと思うけど、そうでないとダメってのは、なんか違うような気がする。
 大体、チームの好き嫌いなんて、メンバーの好き嫌いで9割以上決まってしまうものじゃないのかな。いくら客観的に見ようと思ったって、自分の推しが出てる公演の方が楽しいに決まってるし、なんだかんだ理屈をつけたところで、結局、それは後付けでしかないように思える(私の場合も、ちぃず以外にも「特に好きなメンバー」の大半が新Hに固まってくれたことが、見てて楽しい一番の要因だと思うし)。なので、「H vs K IV」論争には、私は加わりません。そういう話は「両方に均等に推しメンがいる人達」に任せた上で、私は「ひまわり組こそ最強」というベジット理論に逃げることにします。

2、MIX問題
 公演における観客の掛け声には明確なルールはない。コールも、MIXも、本来は勝手にファンが始めたものなので、何が正しいということはないし、今の時点においては「間違った掛け声」と言われていても、時代が変われば、それが「正道」扱いになっていることもある。
 たとえば、以前どこかで「てもでもでMIX打つ奴は頭おかしい」という意見を聞いたことがあるが、私の中では、てもでもMIXには全く違和感がない。なぜなら、私の場合、「最初に見たてもでもの動画」にMIXが入っていたので、てもでものMIXは最初から「曲の一部」として認識されてしまっていたのである。これが正しいとか間違っているとか言っても仕方がない。いや、間違っていると言われたら、特にそれに対して反論もしないが、正直、感性のレベルでは、その指摘にはどうしても共感出来ない。
 なので、博多独自のスタイルのMIXにも、特に異論を挟むつもりはない。「あー」の前に「せーのっ」を入れるのも、最後の「ファイボーワイパー」とかいうのも、どういう意図で加えられたのかは分からないが、別に聞いてて嫌悪感はない。「火曜日の夜〜」の終盤の高速MIXに至っては、むしろ「よく考えたなぁ」と感心している次第である。「BLUE ROSE」にMIXを入れるのも、正直、今はまだ違和感があるが、何度も見てるうちに段々と馴れてくるかもしれない。
 でも、さすがに、「ビーチサンダル」にMIXを入れてるのを聞いた時には「うーん……」と思わされた。まぁ、結局、これはあんまり定着しなかったみたいなので、博多の人達の間でも「それは違う」という声が多かったのかな。とりあえず、何が正しいのかはよく分からないので、この問題についても、私は「好きにすればいいんじゃない」としか言えない。MIX全否定するなら、それが一番楽なんだけど、基本的にMIX文化自体は好きなんだよな、私。「チャイムはLOVE SONG」のラスト間奏なんて、三連MIXのためにあるようなものだと思ってるし。

3、握手会での男装
 前々から言ってる通り、私は男装少女が大好きだ。別に同性愛者ではないが、「小学生男子のような雰囲気の少女」こそが、この世で最も美しいと思っている。そして、私と同じ感性の人も決して少なくはない、筈である、多分、おそらく、きっと……。
 しかし、その一方で、「アイドルの男装姿」に全く魅力を感じない人もいるらしい。うん、まぁ、それは仕方ない。個人の趣向の問題だから、私がどうこう言っても仕方ない。しかし、「握手会で男装してくるメンバー」に対して、「ファンのことを考えてない」とか「身勝手な自己満足」とか批判する人達ってのは、さすがにどうかと思う。男装が嫌いなら嫌いでも構わないが、ファンの中にはちゃんと一定数の「男装少女愛好家」がいるということも分かってほしい。もしかしたら、それは圧倒的少数派なのかもしれないが、それでも、そんな少数派の我々のために、「自分に似合う男装」を一生懸命考えてくれたメンバーに対して、そんな言い草をぶつけるのは、あまりにもファンとして傲慢&視野狭窄すぎる。
 そもそも、48Gの楽曲には昔から「男性視点」の歌詞が多いし、中には男装して歌う曲もある訳だから、最初から「中性的な少女」が好きな人達もターゲットに加えていることは明白である。確かに、腐男塾ほど明確にそっち系の方向性という訳ではないが、それでも「男装」は明確に48Gの形成する一つのエッセンスであることは間違いない。「MARIA」→「君はペガサス」→「ほねほねワルツ」というセットリストの妙こそが、48Gの魅力の本質なのである。
 無論、だからと言って、48Gの全てを受け入れろとは言わない。中性的なメンバーよりも、ガーリーなメンバーの方が好きなら、そういう子の握手券だけを買えばいい。また、男装に定評のあるメンバー(さえ、にしし、etc.)に対して、あえて「かわいい格好で握手会に来てほしい」と主張するのも、それはそれで自由である。ただ、「男装」というジャンルの需要自体を否定するのだけは、マジで勘弁してほしい。あなたに理解出来なくても、それを求めている人はいるのですよ、アイドル界隈には。
 ただ、商売でやってることである以上、もし私のような「男装好き」が圧倒的少数派にすぎないのなら、戦略的に切り捨てられるのも仕方がない、ということは理解している。だから、ちぃずに関しても、私は彼女の男装姿が見たいのだが、かわいい服を着た彼女が見たい人達の方が圧倒的に多いなら、そっちを優先するのも仕方ないとは思う。理想としては、劇場盤発売の段階で「この日は男装」「この日はゴスロリ」「この日はコスプレ」みたいに宣言してくれた方が分かりやすいんだけど、現実問題として、何ヶ月も先の握手会の衣装を事前に決めておくってのは難しいよね、やっぱり。

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