2015年6月6日土曜日

総選挙を終えて

1、敗戦の弁
 まず、梅本泉推しとしての正直な実感は「無念」の一言。一昨年は彼女に2票だけ入れて、去年は桁が一つ増えて、今年は更に桁がもう一つ増えた訳だけど、それでも全然届かなかった。そして来年、仮に私がもう一桁増やした票数を投じても、それだけでは届かないだろう。やっぱり、個人(庶民)の力では限界がある、ということを改めて痛感させられた。
 だからこそ、私はもっとネット上で彼女の魅力をアピールすべきだった。どうすればもっとアクセス数が増えるのか、どうすればもっと彼女の魅力を伝えられるのか、どうすればもっと同志の人々の心を揺さぶる文章が書けるのか、そういうことにもっと頭をつかって、もっと工夫すべきだった。少なくとも、この一年間でもっと本気を出せば、もっと多くの人々を「こちらの世界」に引きずり込めたのではないか、という思いが、私の中にはある。
 「貧乏だから殆ど投票出来ない」ということは、負けた時の言い訳にはならない。それならそれで、上記のように、他の人々に彼女に投票してもらえるように頑張ることは出来る。というか、「負けても仕方ない」と言えるのは、自分の中で「自分の限界まで布教活動に頑張った」と思えるまで頑張った者だけである。少なくとも私は、全然頑張っていない。ブログの更新率を見ても、アクセス数を見ても、そう思える要素は何一つない。
 多分、本人は、ファンがこうやって自分自身を責めているのを知れば、いい思いはしないだろう。だから、私は今週末の名古屋の握手会では、こんなことは言わない。総選挙の話題も多少は出すとは思うが、自分の中の重苦しい気持ちを彼女にぶつけたくはないので、少しでも楽しい話題で盛り上がるように、今から会話のネタをまた色々と考えておこうと思う。
 だからこそ、その前に、この場で少しでも吐き出しておきたい。本人も見てるかもしれないから、本人に対してはあえて謝罪の言葉は言わない(多分、本人もそれは望んでいない)。ただ、私以上に彼女のために頑張った人々には、謝らせてほしい。全力を尽くすことすら出来ず、申し訳ございませんでした。

2、博多派としての雑感
 さて、ここから先は、少し俯瞰する形で、今回の選挙における博多勢の状況について、思ったことをつらつらと語っていこう。
 まず、全体として「博多の勝利」と言って良いのかどうかは、正直微妙だと思う。確かに、さっしーは王座を取り返したし、さくらも順位を上げたが、はるっぴは選抜入りを数百票差で逃し、躍進が期待されたまどかは大きく順位を落とした。とはいえ、はるっぴの「17位」に関しては、去年も一昨年もその順位にいた人は翌年にランクインしている訳だから、来年に希望が持てる順位とも言える。
 一方、全体の議席数としては(花音の兼任解除を除外して考えると)去年に比べて、おかぱん・じーな・植木くん・舞ちゃんがランクインした一方で、村重&Pちゃんが落選。大敗を喫した本店との差は縮まったが、総議席数1位の座に到達した栄との差は開き、去年の大敗から盛り返した難波との差は縮まった。その意味では、地元開催故に有利という下馬評ほどの大躍進には至らなかった、と評すべきであろう。Wキャプテンやあおいたんが速報圏外から舞い戻った一方で、EPT、しなもん、秋吉ちゃんの速報から転落したのも(ある程度覚悟していたとはいえ)やはり残念と言わざるを得ない。ただ、個人的には、谷の大躍進は嬉しかったな。
 さて、この選挙結果を、博多運営は次のシングルにも反映するのだろうか。植木くんはこれで明らかに落としにくくなったし、舞ちゃんについても、さすがに本店UGにまで食い込んだ以上、選抜復帰させるのが筋だと思う。おかぱんだって、もりぽに勝ってる訳だから、十分に選抜復帰の権利はあるだろう。そう考えると、村重&まおぱにと交替という可能性が濃厚だろうか。あるいは、そろそろ「聖域」のなこみくを外すという可能性もある。まぁ、最終的には、またブルーベリーパイ方式でごまかすことになりそうな気もするけどね。

3、48ファンとして思ったこと
 正直、さっしー1位は「妥当」という気持ちの方が圧倒的に強くて、それほど感慨はない。むしろ一番印象的だったのは、あれだけ主力が卒業した上にエースが辞退した栄が、これまで以上の圧倒的強さを見せつけたこと。やっぱり、栄は「箱推し」の人達が戦略的に色々なメンバーを推す戦略を採り続けてるんだなぁ、ということを改めて実感。去年休んで英気を養ったるみ&ごりさがランクインしたってのも、今後の選挙戦略を考える上では一つの参考になるかもしれない。
 しかも、栄生え抜きの若手・中堅だけでなく、移籍したメンバー(さえ・谷・みなるん・らんらん・すーめろ)も揃ってランクインしているというのは、名古屋の排他的土壌を知っている身としては、結構な衝撃。なんだかんだで、一年以上栄のために頑張り続けた彼女達のことを「仲間」として受け入れるだけの度量が栄ファンにもあることが分かって、ちょっと感動した。
 一方、本店に移籍したちょり&まーちゅんが最後まで圏外で終わってしまった(しかも、まーちゅんは難波時代はランカーだった)ことを考えると、「本店移籍は勝ち組」という俗説がいかに誤りであったかを実証していると言って良いだろう。果たしてこの結果が、今後のメンバー達の移籍を巡る動向に反映されるのかどうかは、ちょっと興味深いところではある。
 一方、個人レベルでの今回の最大の衝撃は十夢だった訳だけど、彼女と朱里みたいな形で、今回は同期の間での下克上(うーかとやぶしゅー、もぎちゃんとりょーちゃん、舞ちゃんと芽瑠、etc.)がちらほらと起きているのも印象的。あと、本店15期TOP3も、意外なほどにくっきりと明暗が分かれたよね(37位からの80位圏外って、新記録じゃない?)。
 そして、ドラフト組は惣田ちゃんが意地を見せたけど、チーム8は前回に引き続き今回も全滅。この結果が、今後の48Gの戦略にどう影響することになるのかにも、注目したいところだな。

2 件のコメント:

  1. こんばんは、総選挙お疲れ様です。
    私はまともに総選挙に参加したのは今回が初めてでした。

    私は多分一人でも勝手に「こちらの世界」に来ていたと思いますが、
    安武さんのブログに強く引っ張られてより一層勢いづいたことは間違いありません。
    おでかけでなんだか気になる子を発見して、
    「梅本泉」で検索したらまず安武さんのブログが出てきて、
    読み進めるうちに「ようこそ」と呼ばれた気がしてなんだかワクワクしたのをよく覚えています。
    ファン歴の浅い私でも今年は100票近く入れましたので、
    同じような人がもう100人くらいいてもおかしくないのでは…と思ったりしますが、
    48グループはそう簡単には行かないようですね。
    ともあれ、今後も楽しみに読ませて頂きます。

    それと、私も元々いくつかブログを書いていたんですが、
    3月頃から新たに梅ブログを作ってちまちま書いております。
    豆鉄砲程度の戦力ではありますが、私も来年に向けて協力させて頂きたいと思いますので、
    よろしければチラッと覗きに来てくださいまし。

    http://umewars.blogspot.jp/

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  2.  書き込み、ありがとうございます。返信が遅れてしまって、すみません。
     私自身、このブログを始めてから、多くの人々と交流することで、どんどん背中を押されて、在宅から現場へと少しずつ足を踏み出しつつある状態ですので、私のブログが他の人にも同じような効果を及ぼしているとすれば、これほど嬉しいことはありません。
     今後も、更新ペースをどこまで上げられるかは分かりませんが、時折見に来ていただけると嬉しいです。そちらのブログにも、リンクを貼らせて頂きますので、どうかこれからもよろしくお願いします。

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