2015年7月19日日曜日

はじめての全握

 ということで、48系に足を踏み入れて約5年、今まで興味はありながらも一度も足を踏み入れることがなかった「全国握手会」に、ようやく行って参りました。(映画館中継→)個握→大型コン→劇場→全握という順番が、正しかったのかどうかは分かりませんが、一応、これで48愛好家としての最低限の現場経験は一通り達成出来たと言えるのかな。そんな訳で、記憶と気力が残っているうちに、ザザッと感想を書いていきます。

1、入場
 とりあえず、入場前にCD(各タイプ1枚ずつ)を購入し、チケットを取り出して、炎天下の中で列に並んでみたところ、建物の入口でスタッフの人達が、来場者のチケットを受け取り、ビリビリと破り捨てているのを見て驚く。あれ? これって、入場した後で握手券としても使うんじゃないの? と思っていたら、どうやら、代わりに「ミニライブ用のブロック指定券」と交換した上で、その指定券が握手券の役割も兼ねることになる、というシステムのようで。うーむ、こういう知識が身につくと、ちょっとドルオタとして成長した気分。
 で、私が渡されたブロック指定券には「A」と書かれていたので、それがどこかと探していたら、なんとステージの真正面。相変わらず、初参加のイベントでの引きだけは強いな、私。一応、このブロック内ならどこにいてもいいらしいけど、仕事の都合上、少し遅れて行ったこともあり、さすがにそのブロックの中の前方スペース(3分の1くらい)は先客で埋まってた。でもまぁ、このブロックの真ん中位置でミニライブが見られるなら、それだけでも十分幸せですよ。ポジショニングはちょっと迷いつつも、微妙に人が少なかった下手寄りの辺りに入り込み、そこから約40分間、ひたすらスマホを弄りながら立ち続けて開始を待つことに。

2、ミニライブ
 そんなこんなで、13時半になったところで、元栄兼業のボスの影アナを経て、ミニライブ開始。狭いステージに無理矢理全員立った上でのスキップから始まった訳だけど……、ちぃずがなかなか見当たらない。必死で後ろの方に目を凝らして見た結果、どうやら上手側の一番奥にそれらしき姿が。うーむ、これは完全にポジショニングに失敗。色々な人の影になって殆ど見えなかったものの、それでもなんとか頑張って追い続ける。
 髪が伸びたり色が変わったりしたこともあって、かなり印象は変わったけど、それでも少人数パートになれば、歌声ですぐに分かる(これが声フェチの特殊能力)。ただ、ダンスに関しては、この日はちょっとイマイチというか、彼女に限らず、全体的に皆、踊りにくそうに見えた。ステージの都合なのか、それとも天候の都合で体調自体が悪かったのか。まぁ、ここで全力使い切る訳にもいかないだろうし、あくまでもこのミニライブ自体がオマケ企画にすぎない訳だから、全握ではいつもこんなもんなのかな。
 さて、この日は二期ドラフト生トリオの全握デビューでもあったそうで、名古屋のファンを相手にウィンブルドンという、なかなか粋な選曲で会場を沸かせてくれた訳だけど、実にフレッシュで初々しい、ほんわかした雰囲気でした。ただ、正直、私は彼女達よりも、ステージの隅で黙々と写真を撮り続けている身長149cmのカメラマンに視線が奪われてしまって、イマイチ集中出来なかったのも事実。
 その後の色々なゲーム企画でも、各メンバーがそれぞれに面白いコトやってるのに「観客には目もくれずステージ上ばかり見てシャッターを押し続けている某メンバー」ばかりを見続けてしまった私。まぁ、これはこれで、優遇されてるとも言えるのかな。レスどころか顔すらも殆ど見せてもらえなかったけど、その姿が(ある意味)「ステージ上の最前列」で確認出来ただけでも、私は満足です。一応、最後のゲームでは、その直前のタイミングでカメラをスタッフさんに預けて、彼女自身も「年上組の三人の代表者」の中に選んでもらえてたので、これだけでも、今の彼女の立ち位置を考えれば、十分な大抜擢と言えるしね。

3、握手会
 そして、しばしのインターバルを挟んだ後で始まった握手会。今回は「はるっぴ・しなもん・ちぃず」というレーンだった訳だけど、ちぃず以外と握手をするのは初めてなので、何を話せば良いのか、しばし悩む。とりあえず、はるっぴには「マジすか5頑張って下さい」でいいとして、しなもんには、何と言おう? 「また助っ人でチームHの公演にも出て下さい」は、さすがにちょっと長いかな? なんて思いつつ、とりあえず、最初の1枚は「どうも、はじめまして」くらいで様子をみよう、という方針を固める。
 で、今回の並び順は「梅本→下野→兒玉」だったので、まず最初にちぃずが近付いてくる私を見て「あ!」と言ってくれる。よし、とりあえず「花札の人」だと認識はしてくれたっぽい。さて、まずは髪色の話から始めようと、意を決して話しかける。

「どうも〜。そのか……」
「お時間でーす」

 えぇ!? マジ? 「全握は一瞬」だとは聞いてたけど、ホントにこんなに短いの? ちょっと頭が混乱した状態のまま、次のしなもん・はるっぴには「あ、どうも」としか言えずに、あっさりと追い出される。うーむ、予想以上のハードルの高さだ。全握って、本当にただ「握手」するだけで、「会話」が出来るイベントではないのね。
 とりあえず、一瞬たりとも間を空けてはいけない、ということが分かったので、残り二回では噛まないように気をつけながら、やや早口で「その髪色いいですね」「カメラマンお疲れ様でした」とだけ言って、終了。正直、その「一瞬」に集中しすぎて、その後の二人には結局最後まで「どうも」としか言えなかった。まぁ、その意味では、今回はちぃずが一番手だったことで、集中しやすい位置にいてくれたことが幸いだったかな。
 ちなみに、レーンの混み具合としては、さくらレーンが相変わらず長蛇だったのに加えて、それと同じくらい、支配人レーンも大混雑。個握の時はそれほどではなかったけど、やっぱり全握の方がライトなファンが多いっぽいから、全国的な知名度の差は歴然と出るのね。

4、小括
 そんな訳で、自分の握手券を使い終わったところで、(「握手券いりませんか?」と話しかけてくる転売屋のにーちゃんを振り切って)粛々と帰宅。とりあえず、「CD1枚買って楽しむイベント」としては悪くないけど、何枚も買って握手レーンをループするのはコスパが悪すぎるから、単推しの身にとっては、そこまで魅力的な企画ではないかな、というのが正直な感想。でもまぁ、6thでもちぃずが名古屋メンバーの中に入ってたら、やっぱり、行かざるを得ないのも事実。さて、その発売日と開催日は、いつの日になるのやら。

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