2015年10月5日月曜日

うめづきの涙

 今日は日曜にしては珍しく何の予定もない日だったので、とりあえずラビリンスを回しながら、「うむ、今日の梅本君はソバージュ系か」とか、「ほう、ましろのハーフツインも、これはこれで意外に悪くないな」とか、気楽にぼけーっと観戦していたのだけど……、二人乗りの自転車の時点で、「ん?」という違和感に気付く。そして、自己紹介MCで三列目に来た時点で、私の中の心がざわつく。
 え? これって、新ポジだよね? 三列目ってことはジャンヌか? いや、ジャンヌでもいいというか、それはそれで大歓迎なんだけど、その横に葉月がいるよね? いや、別に葉月も普通にジャンヌ似合いそうだし、師弟コンビで後列の二人をやるなら、それはそれで十分に萌えるんだけど、でも、もしかして、これって、まさか……、という期待が胸の中で膨らみ始める。
 そして、純情主義が終わった時点で、画面に映ったのは、微妙に袖がブカブカな小柄な二人のメンバー。梅月だ! 梅月のてもでもだ! 遂にこの日がやってきた! ずっと前からやりたいと言い続けてきたユニットが、遂に実現したんだ! あの物悲しいメロディーに、しっとりとした二人の歌声が響き渡り、初回とは思えないほどにシンクロした振りが目に焼きついてくる。
 もともと声質が近いと言われている二人だけど、今回の歌い方に関しては、なんとなく、ちぃずの方が葉月に合わせてたような気がする。本来の歌い方だと、葉月の方が声量は弱いけど、より丁寧というか繊細な歌い方なんだよね。それは葉月のあの独特の天然のハスキー声の賜物なのだけど、今回はちぃずの方が、そんな葉月の歌い方と綺麗にユニゾンするような歌唱法になっていたような印象で、結果としてそれが最高の形でちぃず自身のポテンシャルを引き上げているような、そんな気がする。
 今までも、MARIAやパジャドラや純情主義で共演することはあったけど、「この二人だけのユニット」はおそらく初めてで(イベントではあったのかもしれないけど)、やっぱり、どこか特別な何かを感じる。別に歌詞の内容的には百合曲じゃないし、そもそも私はこの二人からは百合臭は感じないんだけど(どっちかというと、ショタBLだと思ってる)、互いを信頼しきっている師弟関係には、本当に心から萌える。まさに二人だけの世界。そりゃあ、MCでもヒューヒュー言われますよ。てか、私もあの場にいたら全力でヒューヒュー言いたい。てか、言わせて下さい、お願いします。
 そして、よりによってこの日の昼公演では(多分絶対狙ったんだろうけど)、葉月にキス損のマイクが回ってくるという巡り合わせ。そりゃあ勿論、「うめもとくーん」ですよね。二番の「うめもとー」の時にアップにしてくれなかったのは残念だけど、その直後の梅本君の満面の笑みを見ているだけで、私も全力でニヤニヤしてしまった。
 あぁ、なんかもう幸せすぎて、公演の他の曲が全く頭に入ってこない。実際には、新ポジ故に色々なメンバーと新しいシンメが発生してた筈なのに、全然印象に残ってない。体育の日企画としての握力の話とか(なぜか左手の方が強い梅本君)、後半での秋吉ちゃんの反則気味の「いーちゃーん」とか、メロンジュースでの梅本君の煽りとか、最後の生歌ダイヤモンドとか、色々と他にも見どころのある公演だった筈なんだけど、それより何より、最高すぎたのですよ、梅月が。ありがとう、運営様。どうかこれからも、この二人がペアでその魅力を発揮出来るような機会を増やして頂けますよう、よろしくお願い致します。

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